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- おしいものを食べてほしい
- 少し前の話になりますが、地元の高柳小学校で「生産者の方と給食を食べる」という食育活動の一環として小学生と一緒に給食を食べてきました。<div>その時にありがたいお話をと無茶ぶりをされまして、少しだけ自分の考えを話してきました。</div><div><br></div><div>まず自分がこの農業に興味をもったきっかけの一つとして小学校低学年のころ門出の祖父の家に夏休みに遊びに来た時に朝祖父と一緒に庭のキュウリをもぎに行き、そのまま味噌をつけて食べたところこんなにおいしいキュウリを食べたのは初めてだと驚いた経験があります。一つのきっかけにすぎませんが、そこから食べ物に興味を持つようになったと思います。</div><div><br></div><div>高柳の小学生はそれが当たり前の環境に居ます。祖父母や親が畑や田んぼをやっていて、おいしい野菜やお米が食べられる環境にいるのですが、それが当たり前と思って気づいていない子もいると思います。なので今のこの環境というのは素晴らしいことだと伝えました。</div><div><br></div><div>そして最後においしいものをたくさん食べることが大切と伝えました。おししいものを食べることで本物がわかるようになります。舌はたくさん使うからこそ成長します。「おいしい=高級」ではありません。小さいころからその習慣が身につくことで大人になってから違いがわかるようになると思います。だからこそ小さいころからおいしいものに触れていてもらいたいです。</div><div><br></div><div>とそんなことを小学生の前で話をさせてもらいました。全部が伝わったかはわかりませんが、少しでも伝わってくれればいいかと思います。</div><div>この地域にいると地域の子供たち全員の顔と名前がわかるので、将来どんな大人になるかとても楽しみです。いつかあの時の話が良かったよと言ってもらえたらいいなと思います。</div><div><br></div><div>ちなみに写真は冬の青空があまりにきれいだったのでのせてみました。給食の話とはまったく関係ありません(笑)。</div>
- 切り餅の販売を始めました
- 今年も残すところあとわずかになりました。<div>そんな中今年から切り餅の販売を始めました</div><div>門出産〆張もち100%使用したのど越し抜群のお餅になっています。</div><div><br></div><div>「〆張もち」は病気に弱く栽培が難しい品種のため、現在では「こがねもち」などの品種が一般的となり栽培されている農家はごくわずかとなっています。しかし食味は抜群で、お餅にするとそののど越しの良さから年寄りが食べてものどに詰まらないとも言われています(もちろんよく噛んでお食べください)。</div><div>噛めばふわっと甘みが口いっぱいに広がり、お餅のおいしさを存分に味わうことができます。</div><div><br></div><div>そんな貴重なお餅をぜひ一度味わってみてください。ご注文は<a href="https://kanda-farm.com/shop/145">こちら</a>からお願いします。</div><div>大量生産が難しい商品ですので、すでに在庫が少なくなってきておりますのでお早めにご注文下さい。</div><div>お歳暮等にもお使いいただけますので、のし等必要な場合ご連絡ください。</div><div>ご注文お待ちしております。</div><div><br></div>
- たけのこご飯
- 今年もたけのこが取れ始めました。<div>早速たけのこご飯にして食べました。</div><div><br></div><div>当農園のお米はそのままでも十分おいしいですが、炊き込みご飯などにしてもおいしいです。</div><div>毎年その時取れた色々な食材で炊き込みご飯にしています。</div><div>今回はたけのこご飯について紹介します。</div><div><br></div><h3>①たけのこの下処理</h3><div>収穫(購入)したたけのこは、時間が経過するとアクが増えてきてしまいますので、なるべく早めに下処理します。</div><div>1.泥のついた外側の皮を2~3枚むいて、全体をさっと洗います。その後穂先を斜めに切り落とし、 根元の固い部分(イボイボがある部分)の外側を削って起き、縦に2~3cm深さの切れ目を2つ入れます。 <br></div><div>2.鍋にたけのこを入れて水を全体にかぶるように入れ、米ぬかを1カップほど入れます(赤唐辛子を入れる場合もあるみたいですが、うちでは入れなくても大丈夫なのでいつも無しでやっています)。たけのこが浮いてくるようなら落としぶたをして強火にかけ、沸騰したらふつふつ沸くくらいの弱火にして、アクを取りながら1時間ほどゆでる。 <br></div><div>3.かたい根元に竹串を刺して、すっと入ったら火を止め、鍋に入れたまま、ひと晩(8時間以上)そのままおいてしっかり冷まします。その後皮をむけばOKです。</div><h3>②たけのこご飯の作り方</h3><div>分量(3合の場合)</div><div>たけのこ:300gくらい(いちょう切りに切る)</div><div>油揚げ:1枚(1cmほどの幅に切る)</div><div>だし汁:200ml</div><div>しょうゆ:大さじ3</div><div>砂糖:大さじ2</div><div>酒:大さじ1</div><div>塩:小さじ1/2 </div><div><br></div><div>1.鍋に材料を入れ、沸騰したら中火で10分ほど煮て、そのまま粗熱がとれるまで冷まします。 </div><div>2.お釜に米→煮汁→水を分量まで→煮た具材の順番で入れていきます。</div><div>3.炊飯器のスイッチを入れます。</div><div>4.出来上がり!</div><div><br></div><div>最初に鍋で煮ないで、炊飯器でそのまま炊くこともできますが、たけのこに下味がつくので、我が家では一度煮てから炊くようにしています。</div><div>水煮のたけのこが年中手に入りますが、生のたけのこは今しか食べられないので、<a href="https://kanda-farm.com/shop/">おいしいお米</a>とたけのこでぜひ一度試してみて下さい。</div>
- なぜ新潟のお米がおいしいか
- <h1>①気候や土壌条件</h1><div>新潟の気温はお米が実る時期の気温が平均25℃で、お米の成長にとって適温な環境です。 春から夏には比較的天気の良い日が続き、雨も適度に降ります。冬になると、山間部を中心に多くの雪が降ります。この雪解け水がたくさん利用でき、夏は稲の成長に適した高温の日が多いこと、冷害や台風などの被害が少ないです。<div>また日本一長い信濃川をはじめ、たくさんの川が山間部から肥えた土と豊かな水を運び、栽培に必要な水が確保しやすいため、昔から稲作を中心とした農業が行われてきました。</div><div>新潟の土壌は重粘土層で、肥沃な粘土質で出来ている土壌は、お米作りに必要な養分を豊富に含み、水持ちも良いため科学肥料が少なくて済みます。そのため山から運ばれてくる天然の養分がコシヒカリの「うま味」のもとになっているのです。 </div><div><br></div><div>お米がおいしくなる理由の一つとして昼夜の寒暖差があります。</div><div>寒暖差が大きくあることでお米が養分(デンプン)を蓄え、粘りや甘みのあるお米ができあがります。</div><div>新潟の中でも自分の居る高柳門出は夏は日中35℃近くまで上がっても朝晩は25℃以下になるので昼夜の寒暖差が激しいです。そのため甘みのあるおいしいお米になります。</div></div><div><br></div><h1>②栽培技術</h1><div>新潟県では昭和の初期から品種改良や栽培技術の研究をいち早く取り組んできました。</div><div>その結果「コシヒカリ」という品種を生み出し、全国へ普及させました。</div><div>その後も県が主体となり米№1というブランドを守るためにも日々技術、品質の向上や新品種の育成に力を注ぐとともに厳しい出荷基準を設けて品質の良いものだけが流通するようにしています。</div><div>そしてその気持ちを持った米作りのプロが新潟にはたくさんいます。</div><div>そのプロたちが日々情報交換や切磋琢磨し、より良いものを作ろうと頑張っています。</div><div>周りにプロが多いと必然的に技術が身につき、長年蓄積したおいしいお米作りの情報も引き継がれていきます。そのため新潟のお米はおいしいです。</div><div><br></div><div>そんな新潟の山地で栽培された門出産のお米が<a href="https://kanda-farm.com/shop/">こちら</a>。</div><div><br></div>
- 従来コシヒカリとは
- <div>スーパー等でみかける新潟県産コシヒカリのほとんどは「コシヒカリBL」という品種です。</div><div>「コシヒカリBL」とは従来のコシヒカリに改良を加えて、病気(いもち病)に強く、栽培しやすくした品種です。(※いもち病とはお米がかかってしまうと枯れて収穫できなくなってしまう稲の中でも最悪と言われている病気です)</div><div>食味としては粘りはありますが、あっさりした食味が特徴です。</div><div>スーパー等で売っている新潟県産コシヒカリは、ほとんどがこのBL米です。 </div><div><br></div><div>「従来コシヒカリ」は病気(いもち病)に弱く、稲が倒れやすい品種で栽培が難しく、新潟県では限られた農家でしか栽培されていないため、一般的なスーパー等には出回らない希少米となっております。</div><div>新潟県の公表では「食味や品質はコシヒカリと同じ、いもち病に抵抗性があることだけが違い」としていますが、生産者や、お米屋さんからは、味が全然違う。新潟コシヒカリ本来の旨み・甘みがない。という意見が出ています。 食べ比べると炊き立てでは同等、しかし冷めたご飯では「従来コシヒカリ」の方がおいしいという意見が圧倒的でした。だからこそ自分は少しでもおいしいものを届けたいと思い、「従来コシヒカリ」の栽培に取り組んでいます。<br></div><div><br></div><div>「従来コシヒカリ」は美しいツヤにふっくらとした食感、噛めば噛むほど甘みがふわっと口の中に広がります。おかずがなくてもご飯が進みます。また冷めてもおいしく、お弁当やおにぎりにもぴったりです。</div><div>少しでもおいしいものを食べたい方や、食べ盛りの子どもたちに味の違いを知ってもらいたい方などぜひ食べてみてください。</div>