おいしさの秘密
棚田米がおいしくなる理由
昼夜の寒暖差
棚田があるのは新潟県の山間エリアです。山間を開墾して棚田にする必要があります。標高が高い地域のため、昼夜の寒暖差が激しいです。
日中はしっかりと日光を浴びて元気に育ち、夜になると稲は寒さから身を守るために糖分をギュッと蓄えます。この繰り返しにより、元気で甘くて栄養たっぷりの風味の良い棚田米が育つのです。
雪解け水や黒姫山の清水
棚田のある山間部は、冬になれば2m以上もの雪が積もる豪雪地帯です。
山間から流れ出るミネラルたっぷりの雪解け水や清流として知られる黒姫山の清水で育てられる棚田米は、栄養豊富なおいしい水をたっぷりと吸収して、元気に育ちます。
キレイな水で育ったお米は、雑味がなく、風味が豊かで、粘りも強く、輝くようなお米に炊きあがります。
傾斜を利用した日光
棚田は山の斜面に段差をつけて、田んぼを設ける方法です。
これにより、近隣の林や障害物に遮られることなく、どの田もまんべんなく日光を浴びることが可能になります。
標高が高く、太陽の位置も近い場所で、さんさんと降り注ぐ日光をたっぷりと浴びることができるので、光合成が促進され、栄養をたっぷり作って元気に育つことができます。
必要以上の農薬使用を抑えた栽培方法
豊かな水と土壌、降り注ぐ日光や寒暖の差を利用して、元気に育つため、病気にも強い稲を育てることが可能です。
棚田や周辺の里山の環境保護の見地からも、農薬などの化学物質は極力避け、最小限に抑えた栽培に取り組んでいます。
食味評価85点以上を獲得
食味評価とは、食味分析器による検査で100点満点での評価が行われる、全国のお米の食味ランキングです。数値が高いほどおいしいお米として評価されますが、国内産のお米の標準値は65~75点です。
当農園のお米は、毎年85点以上を獲得しており、見た目・香り・味・粘りなどの項目で高いレベルにあるお米です。