なぜ新潟のお米がおいしいか
①気候や土壌条件
新潟の気温はお米が実る時期の気温が平均25℃で、お米の成長にとって適温な環境です。 春から夏には比較的天気の良い日が続き、雨も適度に降ります。冬になると、山間部を中心に多くの雪が降ります。この雪解け水がたくさん利用でき、夏は稲の成長に適した高温の日が多いこと、冷害や台風などの被害が少ないです。
また日本一長い信濃川をはじめ、たくさんの川が山間部から肥えた土と豊かな水を運び、栽培に必要な水が確保しやすいため、昔から稲作を中心とした農業が行われてきました。
新潟の土壌は重粘土層で、肥沃な粘土質で出来ている土壌は、お米作りに必要な養分を豊富に含み、水持ちも良いため科学肥料が少なくて済みます。そのため山から運ばれてくる天然の養分がコシヒカリの「うま味」のもとになっているのです。
お米がおいしくなる理由の一つとして昼夜の寒暖差があります。
寒暖差が大きくあることでお米が養分(デンプン)を蓄え、粘りや甘みのあるお米ができあがります。
新潟の中でも自分の居る高柳門出は夏は日中35℃近くまで上がっても朝晩は25℃以下になるので昼夜の寒暖差が激しいです。そのため甘みのあるおいしいお米になります。
②栽培技術
新潟県では昭和の初期から品種改良や栽培技術の研究をいち早く取り組んできました。
その結果「コシヒカリ」という品種を生み出し、全国へ普及させました。
その後も県が主体となり米№1というブランドを守るためにも日々技術、品質の向上や新品種の育成に力を注ぐとともに厳しい出荷基準を設けて品質の良いものだけが流通するようにしています。
そしてその気持ちを持った米作りのプロが新潟にはたくさんいます。
そのプロたちが日々情報交換や切磋琢磨し、より良いものを作ろうと頑張っています。
周りにプロが多いと必然的に技術が身につき、長年蓄積したおいしいお米作りの情報も引き継がれていきます。そのため新潟のお米はおいしいです。
そんな新潟の山地で栽培された門出産のお米がこちら。