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- 田植えが終わりました
- 先日無事に今年度の田植えが終わりました。<div><br></div><div>小雪に昨年の干ばつにより、田んぼに水がたまらない、水が少なくてたまるまでに時間がかかるなど春先から水不足の心配をしないといけないほどでした。</div><div>しかしおかげさまで田植えのできない田んぼはなく、すべての田んぼに苗を植えることができました。</div><div><br></div><div>田植えも順調とはいかず、千秋楽では昔ながらの枠を転がしての手植え大会が開催されました。</div><div>普段は6条の田植え機で田植えをしているのですが、そのつもりで6枚だけ苗を作っていたのですが、まさかの田植え機が動かなくなってしまい急遽手植えで植えることになりました。</div><div>数年ぶりに手植えをしましたが、しばらくはやらなくていいですね。</div><div><br></div><div>ただ、普段から子どもたちの田植え体験(自分は見守り役)などは行っていますので、参加してみたい方はぜひご連絡ください。</div><div><br></div><div>無事に田植えは終わりましたが、植えたら終わりではないので、これから収穫まで日々管理が続きます。そろそろ最初に植えた新之助の中干が始まりそうです。そしたら地獄の草刈りと溝切りの時期がやってきます。</div><div>お手伝いしてくれる方大募集中です。ぜひ一度遊びに来てみてください。</div>
- 田植え後半戦が始まります
- 今日代かきが終わり、明日から田植えの後半戦が始まります。<div><br></div><div>前半戦は「新之助」を後半戦は「コシヒカリ」と「〆張もち」を植えていきます。</div><div>目標は5月中に植え終わる予定だったのですが、小雪の影響による水不足と昨年の渇水による田んぼのひび割れが影響して中々水がたまらず、代かきに時間がかかってしまいました。</div><div>しかし代かきを丁寧にやらないと田植え後の管理が大変になってしまうので、てきとうなことはできません。</div><div>急ぐけどしっかり丁寧にを合言葉に頑張ってきました。</div><div><br></div><div>明日から後半戦の田植えが始まります。機械トラブルなどないことを祈るのみです。</div>
- 自分たちでできることは自分たちで
- 普段から機械メンテナンスは自分たちで行うようにしています。<div>これは田植え機のエンジンオイルの交換にトラクターのドライブハローの爪を交換しているところです。</div><div><br></div><div>自分たちでできることに限界はありますが(専門的なところや電気関係など)、部品の交換やベルトの張り具合の確認など比較的簡単なことは自分たちでやります。</div><div>日々活躍してくれている機械たちですが、酷使しているため部品等の消耗も激しいです。</div><div>そのためその都度業者に任せているとメンテナンス費用が膨大な額になってしまいます。</div><div>そんなことをしていると利益がまったくでなくなってしまいます。</div><div>だからこそ自分たちでできることはなるべくやるようにしているのです。<br></div><div><br></div><div>とは言っても電気関係や専門の道具がないと交換できないもの等もありますので、その時は業者に頼むときもあります。</div><div>しかし業者の方からは「その部品を自分で交換する人いない」や「部品ばかりでもうからない」と笑われたりしています。</div><div>この仕事を始めてから農業のことだけではなく、機械や物理の法則などいろいろなことを学んで覚えるようになってきました。</div><div>百姓とは本当に百のことができないといけないんだろうなぁと身をもって感じています。</div><div>まだまだできることは百にはほど遠いですが、なんとか頑張っていきたいと思います。</div>
- 種まき終了
- 今年の種まきが無事に終了しました!<div>高柳地域では作る苗の数は多い方ですが、平場の方々に比べるとかわいい枚数です。</div><div>また小さい田んぼが多いので、試しに作ってみる品種も枚数が少なく済みます(最小6枚の品種もあります)。</div><div><br></div><div>そして最初にまいた委託分の苗も無事に芽が出てきました。暖かいおかげでぐんぐんと伸びていきます。</div><div>あとは植えるまで気を抜かずに管理しないといけないので、頑張ります。</div><div><br></div><div>1年の米作りを左右する大事な苗づくりなので頑張っていきたいと思います!</div>
- これも大事なお仕事
- <div>週末は各農地の水路の泥あげをしてきました。</div><div>泥あげを怠ると、田んぼに水がこなくなるので大事な作業です。そのためこの時期には各集落で水路の整備作業が行われます。<br>しかし中山間地域農業の圧倒的作業時間を占めるであろう水路維持は以前は耕作者がたくさんいたため、人の力で何とかなっていましたが、高齢化が進むにつれて耕作者が減り難しくなってきています。</div><div>この水路も手堀りの隧道を通ってきていますが、隧道が崩れ始めており、いつ崩落するかはわからない状態です。<br>昔の田んぼに対する想いを感じつつも少人数では厳しい部分もあり、もどかしい気持ちです。<br>ただやれることも限られているので、やれる範囲で少しずつ頑張りたいと思います。</div>
- 育苗はじめました
- 育苗始めました。<div>まずは熱めのお風呂に入ってもらいました。</div><div><br></div><div>これは温湯消毒といってもみについている菌達を熱の力で殺菌する方法です。</div><div>従来コシヒカリは病気に弱い品種なのでしっかりと消毒しないと病気が蔓延してしまう可能性があります。</div><div>またこの殺菌方法は農薬に頼らずに行えるので、そのため当農園では毎年消毒方法の一つとして取り入れています。</div><div><br></div><div>そしてその後浸種といって種もみを水に浸けておき、種もみが芽を出す準備を促してあげます。</div><div>水の温度は12℃前後がベストで熱すぎても冷たすぎてもだめです。そのためこまめな管理が大事になってきます。</div><div>そしてその間にハウス建てや苗箱の準備などを並行して準備していきます。</div><div><br></div><div>この作業が始まると今年も始まったなぁという想いになります。</div><div>今年もおいしいお米をお届けできるように頑張っていきたいと思います。</div>
- 今年の種もみが届きました
- <div>今年の種籾が届きました。</div><div><br></div><div>当農園のコシヒカリは従来品種のため県内では手に入りません(<a href="https://kanda-farm.com/blog/001.php">従来品種とBLの違いはこちら</a>)。県外から取り寄せるか自家採取するしかありません。<br>そのため毎年同じコシヒカリの名産地である富山から取り寄せています。<br>一部の田んぼでは自家採取分の種を使うこともありますが、ほぼ富山産の種もみで栽培しています。</div><div>手間はかかりますが、おいしいお米のために手は抜けません。</div><div><br></div><div>もう少しすると浸種という作業が始まります。その際に塩水選といって比重で良い種もみを選別をしますが、子の種もみは良い種もみが多いので、はじかれる量が少ないです。</div><div>良いお米を作るには良い種を用意しなければいけません。そのため富山からわざわざ取り寄せているのです。</div><div><br></div><div>まもなく今年の種まきも始まります。おいしいお米をお届けできるように安全第一で頑張りたいと思います!</div>
- 百姓の仕事には土木作業もあります
- <div>この時期になると畑や農道に冬に落ちてきた木や枝を片付け始めます。</div><div>片付けるのは雪の重みや強風で折れてしまったり、畑や田んぼの日あたりを良くしたり、ドローンなどの機械を動かすときの邪魔にならないようになど色々な理由があります。</div><div>そのため落ちたものだけではなく実際に生えている木も伐ったりします。</div><div>本当は雪が積もったときに段階を踏んで伐っていくのですが今年は雪が全然積もらなかったため、仕方なく一度に伐っていきます。</div><div><br>また自分の土地だけではなく、人からも声をかけてもらい家の薪ストーブ用にゲットしてきました。</div><div>薪ストーブがない家だと持て余してしまう木や枝ですが、うちとってはお宝ですのでありがたくもらいにいきます。<br>これからもまだまだ大量に出てくるので頑張って伐りに行ってきます!</div>
- 冬に逆戻り
- <div>3月に入ったら冬が戻ってきました。</div><div>この数日間で60~70cmほどの降雪。しばらく除雪に駆り出されておりました。</div><div><br></div><div>今年は小雪で2月末の積雪が30㎝ほどと例年の半分以下で、3月の中頃には完全になくなってしまうかなと話していました。</div><div>早く雪が溶けると田んぼや畑の草が早く伸び始めたりと余計な仕事が増えてしまいます。</div><div>また雪が少ないとお米作りに一番大切なの水不足等も心配です。特に暑い夏の時期に水不足になってしまうため、品質や数量にかなりの影響が出てきます。</div><div>今回の雪で少しは足しになってくれればいいのですが。</div><div>たくさん降りすぎると大変ですが、少ないと色々な問題が出てきてしまうので、ほどほどに降ってもらいたいものです。</div><div><br></div><div>そして今週末も雪予報なのでしぱらく冬は終わりそうにないですね。 </div><div>安全第一で除雪作業を頑張りたいと思います。</div>