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- この時期は雪の話題ばかり
- <div>ここ数日降り続いた雪もやみ、一休みしています。予想よりも積雪はなく、5日間で1mほど積もったようです。<br><br></div><div>この時期はほぼひたすら部屋に引きこもって書類と格闘しているか、外で除雪をしているかの2つになります。</div><div>雪が降れば道路除雪の仕事に出ますが、降らない日はひたすらPCと向き合い確定申告の準備や各種補助金の提出書類をまとめたりとじっとしていられない自分にとっては地獄の日々が続きます。</div><div><br></div><div>写真はそんな事務仕事が嫌になり、体を動かすために自宅脇のたまった雪を除雪した後になります。</div><div>今年は小雪でまだまだ物足りなさを感じながらもいっぱい降ると嫌になるのでほどほどに降ってもらいたいですね。 </div>
- 除雪は大変だけどご褒美がある
- 先週末から雪が降り続け、お正月の雪解けをかき消していきました。<div>雪が降り続いたあとの晴れ間は最高の景色に出会うことができます。</div><div>残念ながら日の出は山に隠れてしまい見られませんでしたが、朝焼けを待ちながら除雪をしていました。</div><div><br></div><div>除雪をスタートしてから同乗者と「今日は最高の景色が見られそうだね」と話しながら除雪をしていました。</div><div>しかし予定よりも早くポイントについてしまってしまい、しばらく押し出し(雪を崖下に落とし場所を作ること)をしながら明るくなるのを待っていました。そして頃合いを見て峠の頂へ行って景色を堪能してきました。</div><div><br></div><div>夜中からの除雪は大変ですが、ご褒美として最高の景色を見ることができるので悪くないです。そして大型の機械に乗れるので機械(乗り物)好きにはたまらないです。そして何より地域の人たちから「ありがとう」と言ってもらえます。</div><div>しかし除雪従事者が少なくなってきています。中々の重労働になりますが、生活には必要な重要な仕事ですのでいなくなってしまうと地域の人々が困ってしまいます。そのため雪国ではどこも人を募集していると思います。</div><div>春から秋までは農業、冬は除雪という人もたくさんいます。そんな暮らし方も楽しいです。</div><div>まずは除雪とは言いませんので、ぜひ冬の絶景を見に遊びに来てみてください。そして気に入れば常に見ることができる環境へお越しくださいませ。お待ちしております!</div>
- あけましておめでとうございます
- あけましておめでとうございます。<div>先日の地震は幸いなことに、棚から物が落ちる程度で大きな被害はありませんでした。</div><div>新年早々自然との関わり方を考えさせられることになりましたが、「なるようにしかならん」の精神で今年も邁進していこうと思います。</div><div>今年もよろしくお願いいたします。</div><div> <br></div>
- 今年の作物の刈り取りが終わりました
- 23日に今年の作物のすべての刈り取りが終わりました!<div>新潟の今日は雪が降っておりますが、昨日が雨でしたのでかなりギリギリでした。</div><div><br></div><div>酷暑に秋の長雨と今年は天気に恵まれない年となりましたが、無事に収穫までたどり着くことができました。</div><div>米の品質はお世辞にも良いと言えるものではありませんでしたが、味はおかげさまで例年通りの結果となっております。</div><div>豆とそばはこの天気の中でも品質、収量共に良く、面目を保つことができました。</div><div><br></div><div>あとはひたすら片付けと、豆とそばの調整作業に冬囲いとまだまだ作業はやまほど残っておりますが、雪が積もるまでになんとか終わらせたいと思います。</div>
- 今年の稲刈りが終わりました
- 今年の稲刈りが無事に終了しました!<div>猛暑に渇水とお米にとっても人にとっても過酷な1年になりましたが、それらを乗り越えて無事収穫にいたりました。</div><div>猛暑の影響で例年よりも1週間早く稲刈りを始めましたが、9月後半から10月前半の雨によって稲刈りが進まず、例年よりも5日ほど遅く稲刈りが終わりました。「雨はいらなくなると降るんだよ」と皆で仕方ないねと言いながらやきもきしていましたがお天気仕事なのでどうすることもできません。</div><div>「晴耕雨読」ということで雨の日は体を休ませることができたので、それで良しと気持ちを切り替えて稲刈りに臨んでいました。</div><div><br></div><div>品質の方は残念ながら猛暑の影響によりお米の見た目は白く濁ったものが例年よりも多く、等級は2等という結果になってしまいましたが、味の方は例年通りおいしいお米となっております。</div><div>食味の検査はこの後になってきますので、結果が分かり次第お知らせできればと思います。</div><div><br></div><div>そして<a href="https://kanda-farm.com/shop/">HP</a>にて新米の販売を開始いたしました。酷暑を乗り越えた門出のお米をぜひ味わってみてください!</div>
- お米のパッケージシールを新しくしました
- 今年からお米のパッケージシールを新しくしました。<div>今までは自分で作ったシールを使用していましたが、今回はデザイナーの方に作っていただきました。</div><div>「<a href="https://work-rice.jp/?fbclid=IwAR1yGIWusPwZLAS4dbZ0ab6cIzKOdW-K83pGgHgvsOmUPO9OI8LTDfy4ma8">ワークライス</a>」という交流事業の一環で作っていただきました。</div><div><br></div><div>やはり自分の力だけでは限界があり、プロの方に頼むとこんなにも違うものなんだなぁと感心しました。</div><div>ラベルによって印象も変わりますし、頼んで良かったと思います。</div><div>実物で見てみたい方はぜひご注文下さい(笑)。</div><div><br></div><div>また「<a href="https://work-rice.jp/?fbclid=IwAR1yGIWusPwZLAS4dbZ0ab6cIzKOdW-K83pGgHgvsOmUPO9OI8LTDfy4ma8">ワークライス</a>」の方も実作業のお手伝いは雪が降るまで募集しておりますので、ぜひこの機会にお米をもらいつつ高柳に訪れてみてはいかがでしょうか。</div>
- イノシシ入りました
- 山の中の田んぼでお米を栽培しているため獣との戦いは常に発生しています。<div>そしてついに先日田んぼにイノシシが入ってしまいました。</div><div>イノシシが田んぼに入ると、稲を踏み荒らしたり、穂を食べてしまい、収量ががくっと落ちてしまいます。</div><div>そうならないためにもイノシシが入ってこないように「電気柵」という資材を使い、イノシシを追い払うようにしています。</div><div><br></div><div>電気柵とは電気を通すロープを田んぼの周りに張り巡らせて、動物が触れるとビリっと電気が流れてびっくりさせて追い払う資材です。効果は高いですが、値段もそれなりに高く、設置するのにも手間がかかり、さらに維持をするのにもかなりの手間がかかります。</div><div>そのため、極力張りたくなかったため、毎年出てくる田んぼには設置し、出てこない田んぼには張らないようにしました。</div><div>それでも門出集落全体のの90%以上の田んぼが電気柵を張っています。残りの数%に自分の田んぼもありました。</div><div>電気柵を張れば、張らない田んぼを探すのでしょうか、張らなかった田んぼにとうとうイノシシが入ってきました。</div><div>もう収穫間際なので、電気柵をわざわざ張る気も起きず(あとはあまりの暑さに)、早く刈り取ってしまうようにしました。しかし連日の雨続きで思うように刈り取りが進まず、ただ倒れていく稲を眺めるだけに・・。</div><div>そして一言「イノシシの野郎捕まえておいしく食べてやる」と毎日のように恨み節を吐いています。</div><div><br></div><div>この週末は天気が良くなるみたいなのでそこで刈り取りかなーと思っています。</div><div>イノシシも食べたくなるくらいおいしいお米と言うようにしました。そんなお米は来月から販売開始予定です。ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。</div><div><br></div><div>ちなみに3枚目の写真は電気柵の支柱ですが、資材が足りずに竹を切って代用したものになります。知る人が見れば竹でもいけるんだと思うかもしれません。あるものでなんとかする、これが百姓の生き方です。</div>
- 稲刈り始めました
- 9月7日に稲刈りを始めました。<div>例年よりも5日ほど早い稲刈り初めになりました。</div><div><br></div><div>今年は渇水に猛暑と稲にとってはかなり厳しいシーズンになりましたが、なんとか収穫までたどり着きました。なんとか少ない水を皆で分け合いながら育ててきました。</div><div>しかし水不足により一部稲が枯れてしまったり、米粒が白くなったり割れてしまったりしています。</div><div>この後の調整作業で悪い米は選別し、良いお米だけを選っていきます。結果としてどんなお米になるかはまだまだわかりませんが、皆様においしいお米をお届けできるように安全第一で作業を進めていきたいと思います。</div><div><br></div><div>新米が食べられるまでもう少し、楽しみにお待ちください。</div>
- 高柳の棚田
- 先日高柳農業振興会の現地調査のお手伝いでドローンを飛ばしてきました。<div><br></div><div>中山間地域には中山間地直接支払交付金という補助金が集落や農地の維持のために交付されています。</div><div>ただしこれは農地に作付けしたり、作付けしなくても草刈りなどをして維持管理をしていれば支払われます。</div><div>そのため毎年現地調査を行い、申請が適正かどうかを確認しています。</div><div><br></div><div>その現地調査の予備調査ということで今回同行し、ドローンを飛ばし撮影をしてきました。</div><div>今回ドローンで調査した場所は高柳の中でも特に高齢化率が高く、本当に管理しているのか?と思ってしまうようなところです。</div><div>しかし実際に確認してみると、自分の田んぼよりもきれいに管理されていて、本当に感服するばかりでした。</div><div>田んぼの形も歪で、1枚1枚が面積は小さく、田んぼ以外の管理の方がたくさんの棚田を80歳を超える方々がきれいに管理をされていました。</div><div>良く管理ができるなとすごいと思う反面、真似はできないなと思うばかりでした。</div><div><br></div><div>今の自分では到底この面積を管理はできません。しかしどうにかこの美しい風景を守っていくためにはど</div><div>うしたらいいのかを考えていかなければいけません。</div><div>自分1人の力ではなく、ここに住まなくても時々草刈りに来る、ここで採れたお米を適正な値段で購入する等多くの方々から支えて頂く必要があります。</div><div>ぜひこのふるさとの光景を継続していくためにも皆様の力を貸していただけると幸いです。</div><div><br></div><div>全てをまかなうことは無理ですが、自分のできる範囲でまずは頑張っていこうと思います。</div><div>興味を持たれた方はぜひこの棚田をまずは見てみてください。そして今後一緒に守っていきましょう。</div>