高柳の棚田
先日高柳農業振興会の現地調査のお手伝いでドローンを飛ばしてきました。
中山間地域には中山間地直接支払交付金という補助金が集落や農地の維持のために交付されています。
ただしこれは農地に作付けしたり、作付けしなくても草刈りなどをして維持管理をしていれば支払われます。
そのため毎年現地調査を行い、申請が適正かどうかを確認しています。
その現地調査の予備調査ということで今回同行し、ドローンを飛ばし撮影をしてきました。
今回ドローンで調査した場所は高柳の中でも特に高齢化率が高く、本当に管理しているのか?と思ってしまうようなところです。
しかし実際に確認してみると、自分の田んぼよりもきれいに管理されていて、本当に感服するばかりでした。
田んぼの形も歪で、1枚1枚が面積は小さく、田んぼ以外の管理の方がたくさんの棚田を80歳を超える方々がきれいに管理をされていました。
良く管理ができるなとすごいと思う反面、真似はできないなと思うばかりでした。
今の自分では到底この面積を管理はできません。しかしどうにかこの美しい風景を守っていくためにはど
うしたらいいのかを考えていかなければいけません。
自分1人の力ではなく、ここに住まなくても時々草刈りに来る、ここで採れたお米を適正な値段で購入する等多くの方々から支えて頂く必要があります。
ぜひこのふるさとの光景を継続していくためにも皆様の力を貸していただけると幸いです。
全てをまかなうことは無理ですが、自分のできる範囲でまずは頑張っていこうと思います。
興味を持たれた方はぜひこの棚田をまずは見てみてください。そして今後一緒に守っていきましょう。