かやぶきと桜
門出にはかやぶきの宿があります。
地元のお母さんたちが作る温かい家庭料理が自慢です。
そんな宿の敷地には桜が植えられていてこの時期になるときれいに咲きます。
年によっては「ウソ」という小鳥に芽を食べられてしまい、咲かない年もありましたが、今年はきれいに咲きました。
そんな宿から見えるのが自分の作っている田んぼです。
これも高齢のため耕作ができない先人たちから託された田んぼです。
宿を楽しみに来てくれたお客さんに、帰省してきた子供や孫たちに荒れた田んぼは見せるのは忍びないという想いから耕作を続けています。
中山間地での農業は大規模化も難しく、手間とコストばかりかかってきますが、訪れた方々に最高の景色や食事を提供できるように、「ありがとう」と言われるように今後も頑張っていきたいと思います。